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地下街では、利用者の「安全・安心」はもちろん、より快適に楽しく過ごしていただくために、さまざまなサービスや設備の開発にトライしてきました。この記事では、利用者に驚きをもって注目・利用された、今は無き「当時の最先端」の一部をご紹介します。
地下街共通のクレジットカード!「Vカード」
1983(昭和58)年11月、「なんなんタウン(現:NAMBAなんなん)」「ウメダ地下センター(現:ホワイティうめだ)」「虹のまち(現:なんばウォーク)」「アベノ橋地下センター(現:あべちか)」「ドーチカ」の5地下街で使用できる、オリジナルショッピングセンターカード「V(ヴイ)カード」を発行しました。
映画館やレジャー施設(←死語?)での割引特典も魅力で、発行から3年後には1万人を超える会員数を誇っていました。

地下街初のマルチビジョン登場!ホワイティうめだ「遊ビジョン」
1987(昭和62)年4月、「ウメダ地下センター」から「ホワイティうめだ」へのリニューアルを機に、情報発信機器として、一般放送やビデオ、ビデオテックス(※)画像が同時に表示できる多機能マルチビジョンを、地下街としては初めて設置しました。
この「遊ビジョン」では、施設情報やニュース、野球速報、航空機空席情報、シネマガイド、占いや公共情報のプログラムを放映していました。
※ビデオテックス…電話回線を通じて文字・画像・簡易動画を送受信するコンピュータネットワークシステム。後にインターネットに役割を引き継がれた、当時の最先端技術。

ホワイティうめだに電子伝言板があった!マルチステーション「うめだゆめだむ」
1987(昭和62)年、マルチビジョン「遊ビジョン」と同時期に登場した、マルチステーション「うめだゆめだむ」。
「ホワイティうめだ」の施設情報を検索したり、この端末に入力された伝言を電話番号を使って呼び出し、画面に表示されたメッセージを印刷することも可能でした。
待ち合わせ中にメッセージを確認するには、外から聞ける守番電話か駅の伝言板を利用するしかない時代。
まさに時代の最先端でした。

コムズガーデンに独自コインがあった!「コムズメディアコイン」
1990(平成2)年3月にオープンした「コムズガーデン」で、テレホンカードなど、当時人気のあったプリペイドカードの変化球バージョンとして発行されたのが「コムズメディアコイン」です。
直径3㎝、厚さ0.25㎝の金属製コインで、IC機能を内蔵。各店のレジに接続されたリーダーライターで決済や残高確認ができました。
入金限度額は5万円で、施設内の総合案内所で現金と引換えで発行、チャージを行っていました。

「光ファイバー」を使った演出をしていた!あべちか「パールガーデン」
1999(平成12)年の全面リニューアルで設置された「あべちか」の噴水ガーデン。
そのモニュメントは、地上への連絡出口(4号階段)の上屋に設置した2台の太陽光伝送システム「ひまわり」から光ファイバ―を使って伝送された太陽光で、光の演出が施されていました。
翌年には愛称が「パールガーデン」となり、長年、訪れる人々の目を楽しませました。


地下街に星空が出現!あべちかの天井演出
「あべちか」の光ファイバーを使った演出は通路天井にも!
リニューアルコンセプト「ナチュラル・ガーデン」を踏まえ、「パールガーデン」同様、空・光・緑を取り込む演出がなされました。
間接照明により青空・夜空を切り替え、夜空には光ファイバーで星座が描かれました。
